池田鍼灸治療院便り

1986年開業以来、地域の皆様の健康を祈り、清潔で明るく感じの良い治療院を目指しています。 いつまでも健康でいつまでも美しくありたい、心の豊かさがほしい。これこそ、東洋西洋関係なく、全世界人々のテーマです。  皆さんと一緒になって考え、一生一代の人生をエンジョイしましょう。

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運動はしない ストレッチも厳禁

いつまでもかくしゃくとして自分の脚で歩きたい、そう考えて運動をする高齢者も年々増加しています。
確かに運動をして筋肉量を維持することは健康のために大切なことです。
筋肉量は自動車でいえばエンジンの排気量のようなものです。
筋肉が衰えてくると様々な支障が出てきます。
筋肉が減れば代謝も落ちます。発熱量も減って、体温が下がり、免疫力も落ちてしまいます。
 問題なのは、運動のやり方を間違えたまま、極端に激しく負荷をかけてしまうと逆に筋肉量を落としたり、
関節を痛めたりするケースがあることです。
正しい方法を知らずに、いたずらに運動しているとかえって怪我や病気のリスクが高まるのです。
よい例が最近ブームのランニングです。
20代、30代はいいと思いますが、それ以上になると関節の軟骨が擦り減ってきます。
その状態で走るとさらに衝撃を受け、ますます軟骨が擦り減ります。
特に街中はアスファルトですから、衝撃が大きいです。
また、筋力が十分でないのに走っているとフォームが安定せずぐらぐらするので、骨や腱がこすれ合い炎症が起きやすいのです。
ドカンドカンと音のするようなフォームで走ると着地の時に体重の3倍くらいの衝撃がかかるのです。
まずは正しいフォームを身につけないと危険です。
 フォームに気をつけないとかえって有害なのは他の運動も同じことです。
ジムのトレーナーも回数や重さばかりを気にしがちで、フォームの調整にまで気が回らないことも多いです。
正しくない姿勢で負荷をかけると、遠からず必ず悪いところが出てきます。

 負担をかける筋トレではなく、柔軟性を高めるストレッチなら大丈夫だろうと思ったら、大問題です。大間違いです。
バレリーナのように足を高く上げたり、ベターと上半身を床につけてみたいという女性の憧れもあって、ブームになっているでしょう。
そもそも骨盤が広い女性と狭い男性で差が大きいので、男性が真似するのは負荷が大きすぎます。
女性は出産をするために股関節が柔らかくなっています。
関節自体も女性は浅く、男性は深くできているのです。
女性でも解剖学的に見て開きすぎはよくないです。
 柔軟性それ自体は大切なのです。
しかし、私たちの日常生活を考えてみると、歩く、立ち上がるといった動作のほとんどが前後の動きです。
特殊なスポーツでもしない限り横の動きは必要なく、股関節は左右に広げることはないのです。
普段運動をしてない50代以上の人たちが、180度開脚を短期間で実現しようと頑張るのは危険です。
 そもそも開脚ストレッチができたからといって、健康に直結するわけで全くないです。
うかつに流行に乗って怪我するよりは、普段から背筋を伸ばして生活するくらいの方がよほど健康的です。

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酒は飲みたいだけ飲む

 「酒は百薬の長」とは古くから言われてきました。
実際、最新の研究でその言葉が科学的にも証明されるようになってきました。
ほどほどにお酒を飲む人は、まったく飲まない人に比べて死亡率が低いということがわかってきました。
また、糖尿病やメタボリック症候群にもなりにくいことが証明されました。

 問題は「ほどほど」がどの程度なのか、ということです。
これは個人差があるので一概には言えないです。
だが長年、酒と付き合ってきた高齢者であれば、自分の適量を自覚している人も多いでしょう。

 お酒や甘いものといった嗜好品は、基本的に身体に必要な栄養素が多く含まれているわけではありません。
ストレスを解消するとか、幸福感を味わうといった心の栄養であると考えたほうがいいでしょう。
ですから無理にお酒の量を減らそうとすることがストレスになってしまえば、それは大きな負担になるわけです。

 若い頃のように付き合いで遅くまで飲まなければならないということも減るでしょうし、
美味しくないと感じるお酒を無理に飲む必要もなくなります。
自分の身体に耳を傾けながら飲みたいだけの量を飲む――それが一番大切なのです。

 また最近では、赤ワインに含まれるポリフェノールが認知症予防に効果的であることもわかってきており、
お酒には単なる嗜好品の域を超えて、健康長寿を促進する面があることも明らかになってきました。

身体を気遣って、休肝日をもうけることも実は意味がないです。
肝臓はアルコール以外にもさまざまな悪玉物質の解毒を常に行っています。
従って、お酒を飲まないからといって肝臓が休んでいられるわけではないのです。
清酒に換算して週に26合以上飲む人に限っては、『週に1~4日飲む人』よりも『週に5~7日飲む人』のほうが、その後の死亡率が高いという調査結果があります。
しかし、そもそもこれほどの量を飲む人は飲酒以外の生活習慣にも問題がある人がほとんどでしょう。

旨いと感じられる限りは休肝日も設けず、好きなだけ飲む。なにより機嫌よく杯を傾けることが一番なのだ。

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風呂は週に一回

髪をシャンプーで洗ってはいけないのと同じ理由で、せっけんやボディソープを使って、皮膚を洗い過ぎるのは問題です。
よく高齢者の方から、身体がかゆくてしかたがないと相談を受けます。老人性乾皮症です。
皮膚は自らうるおい成分を作り出しており、これを自家保湿因子と呼びます。
加齢とともに、この因子は減少してくるので、肌が乾燥しがちになります。
にもかかわらず、せっけんやボディソープをたっぷりつけて、
タオルでゴシゴシこすると、ますます乾燥するのです。

 風呂やシャワーの温度に気をつけることも大切です。
また長風呂をすると皮膚が柔らかくなりすぎて、皮脂も取れてしまいます。
湯の温度が38度以上になると肌は乾燥します。
なるべく水に近い温度で洗うことが大切です。
シャワーの場合は水圧にも気をつけたいです。
水圧は低め、無駄に肌を刺激しないようにしましょう。
そもそも冬場には汗の量も少ないし、頻繁に風呂に浸かる必要はなく、
少々ぬるめのお湯でも身体が冷えないように、さっとシャワーで汚れを落とすくらいで十分です。
風呂に入るのは週一回で問題ないというわけです。

 他にも気をつけたいのは手洗いです。
最近、病院や銀行、スーパーなどいたるところでアルコール消毒液が置かれています。
しかし、このような消毒液を頻繁に使用したら皮膚を傷めるばかりか、
常在菌を減らしてしまい、得体のしれない病原菌が増殖するきっかけになります。
手の洗い方よりも鼻粘膜や目、口を直接触らないことがはるかに重要です。
手は流水で丁寧に手洗いすればそれで十分です。

 冬になるとかかとのガサつきやひび割れが気になる人も多いでしょう。
やすりや軽石でこすっている人もいるかと思いますが、削った直後こそつるつるすべすべになるものの、
このあと必ず角層が厚くなり、ますますかさつきやすくなるので逆効果です。
まずはワセリンを1日1~2回つけて様子を見ましょう。
数日続けてもごわつきが治らないようなら、尿素やサリチル酸などの入ったクリーム、
それでもだめなら抗真菌剤を塗るといいでしょう。

 歳を取れば皮膚の再生のペースも遅くなります。
あまり長風呂をしてゴシゴシこすっても、いいことは一つもないのです。

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髪は洗わない

抜け毛、ふけ、かゆみなど、男女問わず、高齢になると頭皮や頭髪に関する悩みは避けられないです。。
シャンプーを変えたり、念入りに洗髪したりしてもなかなか状態が改善しないことも多いです。
それもそのはず、頭皮や髪の悩みはそもそもシャンプー自体に原因がある可能性が高いからです。
 たくさんのふけが出て頭がかゆくなるといった脂漏性皮膚炎の症状は、
ほとんどの場合、頭皮に真菌(カビや酵母菌)がついているからです。
皮膚科で診察を受けると副腎皮質ホルモン(ステロイド)、免疫抑制剤といった薬を処方され、
一時的に症状は治まりますが、薬をやめるとまたすぐ症状が出ます。
理由は毎日のシャンプーにあります。
シャンプーは5年間放ったらかしにしていてもカビが生えたり、腐るということはないです。
それだけ強力な防腐剤が含まれているのです。
シャンプーはクリーム状の非常に栄養価の高い液体で、菌が増殖するのに理想的な環境です。
そのためパラベンなどの強力な防腐剤を入れなければ液体は腐ります。
ほとんどの人は防腐剤がたっぷりで消毒効果の高いシャンプーで頭皮を傷めているのです。
皮膚表面は常在菌により、他の病原菌の侵入や外的な刺激から守られています。
ところが毎日のシャンプーは、常在菌を殺しているのと同じことなのです。
シャンプーをして自分の常在菌が弱ったところにヘアトニックやジェルなどの整髪剤をつければ、
真菌や雑菌などの温床になるのです。
シャンプーがもたらす弊害は皮脂と皮脂腺に顕著に表れます。
皮脂腺には皮脂をつくる機能があります。
シャンプーで頭の皮脂をすっかり洗い落としてしまうと、皮脂が不足するため、それを補うため皮脂腺が大きく発達します。
すると毛に供給されるはずの栄養の多くが皮脂腺に行ってしまい、毛は栄養不足の状態に陥ります。その結果、本来太くて長かった毛が細く短いうぶ毛のようになるのです。
シャンプーをやめると思わぬ効果もあります。
皮脂腺が縮んだおかげで、皮脂分泌自体が減り、それに伴って臭いの元となる脂質も少なくなるのです。
臭いの元は皮脂が酸化してできる酸化脂質や過酸化脂質、アンモニアや硫化物などです。それらは皆、水で流せます。
脱・シャンプーをしてしばらくのあいだは、臭いやべたつきが気になる人もいるかもしれません。
長年のシャンプーで皮脂腺が発達しているからです。
しかし、水だけで洗髪することを数ヵ月続ければ、皮脂腺はすっかり小さくなってべたつきも感じなくなるはずです。
いきなりシャンプーをやめることに抵抗がある人は、まずは頻度を減らして、水やお湯だけで洗う日を設けてみてはどうでしょう?
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歯はみがかない

高性能の電動歯ブラシで歯垢を根こそぎ落とし、殺菌効果のあるマウスウォッシュで口臭予防、
週1回は専用の歯磨き粉でホワイトニングを欠かさずに。
市販の口内ケア用品は枚挙にいとまないが、メーカーの広告が訴える健康効果を鵜呑みにしてはいけません。
日本では、60年代後半に「毎食3分以内に、一日3回3分ずつ歯を磨こう」
という「3・3・3運動」が厚生省推奨のもとに行われていましたが、
これはもともと歯磨き粉メーカーの販促キャンペーンが発端なのです。
実は他国では就寝前と起床後に口内ケアをするのが当たり前になっていて、
日本人の歯の磨き方は完全に時代遅れになっています。
日本では当たり前だと思われている歯磨き習慣には、大きなリスクが潜んでいます。
 皆さんが行っている「歯磨き」は大半が歯ブラシに歯磨き粉をつけ、ブクブクと泡立てて磨いているものだと思います。
実はこれには2つの大問題があります。
 まず、歯ブラシでゴシゴシと歯を磨いていることです。
歯を磨けば磨くほど、歯の表面が削れていき、知覚過敏や虫歯が悪化する原因にもなります。
とりわけ食後は、リンやカルシウムが唾液に溶け出して歯が柔らかくなっているので注意が必要です。
 もう一つは歯磨き粉をつけていることです。
界面活性剤や清涼剤の作用でスッキリと磨けた感が演出されるために、
歯にこびりついたままのプラーク(歯垢)に気付かなくなってしまうのです。
 口の中に住む最近は100億を超え、口内はさしずめ「細菌の海」です。
また、この細菌の温床となるのが歯ブラシでもなかなか落としきれないプラークです。
 口内で最も重要なのは、唾液をたくさん出すことです。
実は唾液には強い殺菌作用があり、プラークの悪影響を制御する力を持っているからです。
 食後すぐに歯磨きをしてしまうと、大量に分泌されている貴重な唾液を洗い流してしまうことになるので、
歯を磨かない方がいいのです。
就寝前と起床後のケアが大切なのは、
睡眠時には唾液が減るため、悪い影響を及ぼす細菌が繁殖することを防ぐ必要があるからです。
 何よりも重要なのは、殺菌力のある唾液を歯の隅々まで行きわたらせることです。
デンタルフロスや歯間ブラシを用いることで、プラークを除去しつつ唾液の通り道を作りましょう。
また頬や舌を動かして、唾液の分泌を促すことも大切です。
 最近では口内の細菌のバランス、いわゆる口内フローラが崩れると、
虫歯や歯周病だけでなく糖尿病や動脈硬化など命にかかわるような病気にかかり易くなることも判ってきました。
ゴシゴシ歯を磨くことをやめれば、健康寿命の飛躍的な向上につながります。
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池田鍼灸治療院

Author:池田鍼灸治療院
1986年開業以来、地域の皆様の健康を祈り、清潔で明るく感じの良い治療院を目指していますのでお気軽にご来院ください。
当院では、人間も自然の一部とする一元論的存在論を基盤とする東洋医学
身体と心は別々であるという二元論の理性的・合理主義を基盤とする西洋医学
東洋医学と西洋医学の融合点を見出し、患者様を治癒せしめるよう努力してまいります。

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